2013-07-18:北村守康の四方山ブログ
ストーリーの黄金律
当たり前ですが、人は論理的な説得よりも共感や感動を好みます。人を感動させる映画やスピーチ、記事等には、ある法則というか要素があります。ストーリーの黄金律をご紹介します。
- 何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公が、
- なんとしてもやりとげようとする遠く険しい目標・ゴールをめざして
- 数多くの障害・葛藤・敵対するものに立ち向かっていく
【『独裁者の最強スピーチ術』(星海社)より引用】
感動した映画や講演などを、冷静に分析すると上記の3要素が巧みに考慮されています。ヒット商品や有名企業のバックストーリーにも、往々にしてこれらの要素が盛り込まれています。こんな人や組織を見ると応援したくなるのが人情ではないでしょうか。
大小に関わらず真っ当な組織であるならば、多かれ少なかれ上記の3要素を胸に携えて組織運営をしていることと考えます。世間の信頼を獲得するための組織の広報活動で、情報発信すべきことはこのような組織の姿勢です。ただ「私たちは、社会のためにメチャクチャ頑張っていますよ」と自画自賛な印象を与えるものになっては、世間の信頼は獲得できませんのでお気をつけください。
2012年10月23日 facebookより
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