ハーマン脳優勢度調査
先日、「ハーマン脳優勢度調査」なるものを受けました。難しいことは私もよく分かっていませんが、簡単に言うと思考の傾向を見る検査で、組織運営の際に各人の思考の傾向および得手不得手を考慮して配置や役割分担を決め、組織力を最大にするのが主な目的です。ほとんどは組織単位で受けるそうなのですが、知人がこの調査の公認ファシリテーターで、その話を聞き、是非とお願いしました。
ざっと説明すると、論理的・分析的なA象限、計画的・管理的なB象限、対人関係的・感情的なC象限、想像的・概念的なD象限があり、思考するときに何に重きを置いているかを見るもので能力の度合いを測るものではありません。各象限ごとに強い興味を示す場合は1、中程度の興味を示す場合は2、あまり興味を示さない場合は3という数値で表されます。
私の場合は、A象限2、B象限1、C象限1、D象限1で、三つの象限が高い数値を示す、「2・1・1・1の三重優勢プロファイル」と分類され、全体の10%で、女性では最多のプロファイル(分析結果)。特徴としては、多才・総合的、バランスの取れた理解力と行動力があるとのこと。論理的・分析的なA象限も2なので充分に使いこなせるとのことです。
これだけ読めば良いことばかりですが、前述したようにこの数値は能力ではなく思考の傾向、言い換えると興味の度合いです。私の場合、計画的に想像的(イメージを膨らませ)に対人関係もうまくやって行こうとしますが、論理的・分析的なアプローチをないがしろにする傾向があるとのことで、自分でも大変納得しています。
また私の場合、直感的(勘などを働かせて物事を感覚的にとらえるさま)と直観的(推理などによらず、瞬間的・直接的に物事の本質を見てとるさま)な思考傾向が特に優位になっているという結果が出ました。過去に受けた心理テストや、生年月日と生まれた当時の名前をアルファベットで診断するピタゴラスの数秘術や四柱推命などの占い結果と驚くほど重なっていて呆気に取られています。
もちろん、この診断結果を聞いて一喜一憂するだけでなく、自分の興味の度合いが高くない論理的・分析的な思考を意識して使っていこうと思っています。そして改めて、直感的・直観的な思考も大切にして行こうと思いました。