アフターコロナ、ライターのニーズはどうなるか?
≪ライター向け記事≫
緊急事態宣言が全国的に解除され、日常が戻りつつあります。と言っても新型コロナウイルスと共生する、これまでとは違った「新たな日常」、ニューノーマルの扉が今開こうとしています。しばらくの間、3密(密閉、密集、密接)を避けた社会活動、日々の暮らしが基本となりそうです。
新型コロナウイルスの世界的流行は、時代を一気に進めるといわれます。産業革命以降、経済第一の社会活動が終焉を迎えるか否か、私には分かりませんが、少なくともこれからの数年は人々のニーズに変化が現れることは必至。企業や自営業者にとって、このニーズの変化を無視することはできません。
頭打ちした「ライター起用の一般化」
弊社ライトスタッフが設立された2006年は、ライブドアの社長であったホリエモンこと堀江貴文氏が粉飾決算で逮捕された年です。ライターを取り巻く環境としては、その数年前からフリーペーパーが続々と創刊され始め、ライターを探している編集部が私の周りでは多かったです。何を隠そう私もその数年前、フリーペーパーのディレクターとしてライター探しに奔走していました。これがキッカケとなって、現在のライターコーディネートをするライトスタッフを設立することになります。
当時は、ランサーズも無く、SNSもごく一部の人が趣味のやり取りをする程度で、ライターと知り合う方法は、知人に紹介してもらうほかありませんでした。そんな時期に考えついたのが、ライターのプロフィールを掲載した冊子『関西ライター名鑑』でした。
『関西ライター名鑑』を発行した翌年(2007年)には、早くも冊子からウェブに移行。当時はライターを探す術はほとんどなく、本当に多くの問い合わせをいただきました。ライターを初めて起用したいと考える制作会社やデザイン会社のディレクターや一般企業からの問い合わせも多かったです。
その後、ランサーズの登場や多くの人がSNSを利用することで、ライターと繋がる術がたくさんできました。手軽にライターと繋がれる一方、見ず知らずの個人に大事な仕事は依頼できない。抱えている案件にふさわしいライターを起用したい。そう考える方々ために弊社サービスが存在します。
オバマ米大統領(在任期間2009~2017年)のスピーチライターの存在や、盲目の作曲家、佐村河内守氏のゴーストライター問題(2014年)で、一時「ゴーストライター」というワードが世間の注目を浴びました。弊社もゴーストライターに関する問い合わせを多数いただき、ライター起用の一般化が進むことを大いに期待しました。しかし著名人のSNSでの等身大の発言が注目されるようになるにつれ自らの言葉で発信することがスタンダードになり、ゴーストライターというワードは世間から忘れられつつあります。そんなタイミングでコロナショックが起こりました。
ライター依頼は個人から組織へ
弊社が志す出版・広告業界関係者以外のライターニーズを掘り起こす「ライター起用の一般化」は、SNSを多くの人が活用することで弊社設立当時2006年と比べ、実現の可能性は低くなり、さらにコロナショックで遠のきました。
宣伝や広報の情報発信に費用をかけられない零細企業や個人事業主が、このコロナ不況で気軽にライターを起用することはないと考えます。しかし、大切な情報発信に関しては間違いないライターを起用したいと考えることでしょう。また大量の執筆業務は、信頼できる組織にアウトソーシングするでしょう。私が何を言いたいかというと、これまでランサーズやSNSを通じてライター個人にアプローチしていた人たちが、ライターの選定を誤るリスクを回避するため弊社のようなライターを仲介する組織にアプローチして来るだろうと考えるのです。大いなる期待を込めて。
【ライターコーディネート】
https://www.writer.co.jp/writer-coordination/
****************************************************
大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山でライターを
お探しの方は、ライトスタッフにご相談ください。
◆オフィシャルサイト:https://www.writer.co.jp/
◆ライターとの出会いをサポート:https://www.writer.gr.jp/
◆電話でのお問い合わせ:06-6364-5657
◆メールでのお問い合わせ:https://www.writer.co.jp/inquiry/
◆営業時間:平日10:00~19:00
◆定休日:土曜・日曜・祝日
◆住所:〒530-0055 大阪府大阪市北区野崎町1-25新大和ビル207
****************************************************