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ライターと依頼主の最適なマッチング、それがコンテンツを特別なものにする鍵です。案件特性を考慮の上、最も相応しいライターを選抜・手配し、納品までワンストップでお手伝いします。

良いライターの見つけ方

「良いライターが見つからない」そんな声をよく聞きます。本当にそうなのでしょうか? ライターに求める世間のレベルが近年にわかに上がっているのでしょうか? それとも近年ライターの質が著しく落ちているのでしょうか? そうだとも言えますし、そうでないとも言えます。冒頭のセリフの本質的な原因はライターの側ではなく、ライターに仕事を依頼する側、すなわち依頼者(広告ディレクターや企業の広報担当者など)にあることも多いように思えます。

「良い文章」や「悪い文章」などという表現は非常に曖昧です。「良い悪い」は、各人の主観や好みの問題で、また何を基準にするかによっても変わってきます。「日本語が正しい文章」「日本語が正しくない文章」なら基準が明確で疑いの余地はありません。

国語の試験なら正しい日本語表現が当然求められますが、特定の読者をターゲットにした記事や広告の場合、誤った日本語表現であったとしても、より臨場感があったり読者ウケをより期待できたりするなら、あえて誤った日本語を採用することもあります。このようなことからも「良いライター」「文章がうまいライター」も依頼者や状況、その時々によって印象や判断は違ってきます。

ライター選定の基準を設け、その基準で良いか自問する

依頼者は、まず執筆案件の特性を理解して、どんなライターを起用すればいいかを考える必要があります。A業界の執筆業界だからA業界に精通したライター、社内報の執筆案件なので社内報の執筆経験が豊富なライター、このような考え方でライター探しを始める人は多いと思いますが、これでは冒頭のセリフ「良いライターが見つからない」を発することになり兼ねません。

A業界の執筆だからA業界に精通していなければならないのか? 社内報の執筆だから社内報の執筆経験が豊富でなければならないのか? それではA業界の社内報の執筆なら、業界知識と社内報経験のどちらを優先するのでしょうか? まさかA業界の社内報の執筆経験が豊富なライターを探そうなど考えませんよね?

百歩譲って、A業界の社内報の執筆経験が豊富なライターが見つかり、面談することになったとします。面談の日、30分遅刻して来るも悪びれることもなく横柄な態度で一方的に自分の意見を主張する。過去に執筆した記事を読ませてもらったが、何かイマイチなように感じる。そんな人物だったらどうでしょう? 

それとは反対にA業界の知識はゼロ、社内報の経験はないが、とてもきっちりとした印象で、インプット力、コミュニケーション力、取材力、執筆力がありそうだと客観的に判断できる、そんなライターとでは、どちらに仕事を頼みたいと思うでしょうか? もちろん後者のライターですよね。

視野を広く、仕事の全体像を把握してライターを選定する

「A業界の執筆だからA業界に詳しいライターに頼む」これは目先しか見ていない最も視野の狭い考え方です。このA業界の執筆案件の全体像を、まず俯瞰して考えましょう。そもそもこの執筆案件は何のためのものなのか? クライアント企業(A業界)は何を求めて外注しているのか? 業界の知識は本当に必要か? 事前インプットして取材執筆するやり方では何が不都合か? ……

上記したように思い浮かぶ限りのことを考えた末、付け焼刃的な知識では取材対象者と本質的な内容や話を深掘りできないので、クライアント企業が希望する、業界関係者を納得させるだけの記事は書けない。ある程度A業界に精通していないと今回の仕事は難しいが、社内報の経験は必要ない。なぜならクライアント企業の広報担当者がライターに指示でき、原稿を細かくチェックできるだけの資質を持ち合わせているから。というふうに掘り下げ考えて、初めて起用するライター像が見えてきます。

誰にでも分かりそうな理屈ですが、ライター探しに迫られる立場になれば、つい目先のことや、クライアント企業や上司が(深く考えずに)指示する「〇〇に詳しいライター」「〇〇の経験が豊富なライター」を反射的に対応しようとしてしまいます

依頼者本人にとって「仕事しやすい相手か」が最重要

ライターを探している人の多くは、広告ディレクターであったり、企業の広報担当者だったり、ゴーストライターを探している本の著者であったり、ライターに指示をして取材や執筆をさせる立場にある人たちです。その人たちにとってライターは、仕事を二人三脚でこなす同志とも言えます。依頼者とライターとの相性は無視できません。

指示したことはもちろん、期待以上のいい原稿を書いてくれさえすれば、多少ルーズでも構わないと感じる依頼者もいれば、ルーズな人、不愛想な人は苦手という依頼者もいると思います。仕事だからそれくらい我慢する、大したことないと自分の仕事スタイルを無視してライターを起用してしまうと、想像を遥かに超えるストレスを感じることになるかも知れません。まずまずの原稿を書いてもらったとしても、またそのライターに頼もうとは思わないはずですし、依頼者自身の仕事人としてのポテンシャルも発揮できなければ、自信喪失にもなります。

多かれ少なかれ依頼者にとってライターは、自分(依頼者)の仕事を助ける人であって、依頼者がライターの仕事を助けるわけではありません。ですので「自分の仕事スタイルに合うライター」そういう目線でライターを選定するのはとても大事ですが、最も忘れられがちです。

「いちばん嫌いなタイプのライターだけど、今回の案件にはピッタリの実績を持っているので、このライターに依頼しよう」とはならないと思うのです。もちろん依頼者の価値観によりますが。

【関連ブログ】
依頼者にとって理想的なライターとは
https://www.writer.co.jp/risouwriter/

最適なライターを手配する「ライターソムリエ」とは
https://www.writer.co.jp/writersomurie/

☆↓ライターを探している担当者さま
https://www.writer.co.jp/writer-coordination/
☆↓仕事を探しているライターさま
https://www.writer.co.jp/message1/

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