【第5回セミナー】関西ライターのきびしい現状(前半)/“ライター”ビジネスの全貌(後半)
開催データ
名称: | 第5回セミナー |
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日時: | 2007年2月3日(土) 18:45~21:00 |
テーマ: | 前半「関西ライターのきびしい現状」 後半「“ライター”ビジネスの全貌」 |
講師: | 北村守康(きたむら・もりやす) 吉永安智(よしなが・やすとも) |
対象: | 現役のライター(記者) |
場所: | 大阪産業創造館5F 研修室D 大阪市中央区本町1-4-5 |
セミナー概要
今回は主催者である当社代表の北村と常務の吉永が登壇し、2部構成で行いました。
「関西ライター名鑑」を発案した2004年、出版界は9年連続のマイナス成長。誌面の制作費は軒並み減少していました。2005年、誌面の減少が目立ちはじめ、雑誌編集部からライターへの依頼は減るものの、取材・文筆力以外にも企画・情報収集力などの高いスキルが求められ、新人が参入するのは難しい実状でした。2006年、Webコンテンツの制作会社がライターに依頼するケースが増えましたが、文筆の報酬のなかに企画発案・ネタ出し・編集・デジカメ撮影を含むなど、依頼側本位にライターの多くが戸惑い、トラブルに至ることもありました。第1部では、「関西ライター名鑑」の制作・発行にあたり、知り合ったライター、編集者らのナマの声をもとに、“関西ライター”の取り巻く環境について現状報告を行いました。
第2部では、当社が推し進めるライターと一般企業(中小)を繋ぐ事業“ライタービジネス”について話しました。企業からの文筆依頼を受けるために当社は、行政の中小企業支援機関でのセミナーと、Webでのプレスリリース配信サービスを展開しています。宣伝・広報で悩む企業の集まる場所で文章の大切さを訴え、当社のリリース配信サービスを利用する企業には、ライターの視点で商品・サービスのアピールの仕方や表現方法をアドバイスし、プロの書き手の需要を獲得しています。
講師紹介
北村守康(きたむら・もりやす)
合同会社WRITE STAFF 代表。1970年生まれ。奈良県出身。フリーライターを経て、2006年5月に同社を設立。講師やコンサルタントとして、宣伝活動における「文章の大切さ」「文章での経営戦略」をビジネス支援機関、NPO法人、中小企業、個人商店へ指南する。
吉永安智(よしなが・やすとも)
合同会社WRITE STAFF 常務、兼有限会社サウンドスタッフ ディレクター。1972年生まれ。’96年にサウンドスタッフへ入社。音楽ディレクターとして、数多くの企画に係わる。’04年に関西ライター名鑑、’05年に宣伝名人の構想を立ち上げる。’06年北村盛康とWRITE STAFFを設立。