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「シミュレーション仮説」記事を一般ライター…? その2

前々回のブログで「シミュレーション仮説」というサイエンスライターでも難解なテーマの記事を、専門分野を持たない一般ライターが書けるか? といった内容を書きました。「シミュレーション仮説など聞いたことがない」そんな一般読者がターゲットなら、サイエンスライターよりむしろ読者と同じ目線に立てる一般ライターがより適していると述べ、一般ライターでもある私自身が「シミュレーション仮説」の解説記事を実際に書いてみました。

私たちが生きているこの世の中は実体がなく、コンピュータゲームの中の仮想世界かも知れない。この仮説は都市伝説などではなく、科学根拠に基づいた見解であると一般読者に伝えるのが、この記事の役割です。納得感ある記事にするにはある程度科学的な内容を盛り込む必要もあるかと思いますが、あえて科学的なことには触れず、科学的な発想に基づいた仮説だと読者に印象づけるため、アインシュタインやイーロン・マスクがこの仮説に肯定的だとか、日進月歩のVR技術は近い将来、現実と仮想世界の区別が比喩でなく本当にできなくなるとか、この仮説に関する世間のとらえ方や現在の科学技術から見る未来の展望を述べました。

一般読者向け記事でも、専門家の納得感は必要

「この世の中は、現実ではなく誰かにシミュレーションされた架空の世界である」ならば、私たちは何とも言えない無力感や空虚感にさいなまれる。このことをどう受け止めればいいか? それに対する筆者なりの解答こそがこの記事の山場だと。ならば、シミュレーション仮説を科学的に掘り下げる必要もないと考えたのです。

この仮説を初めて聞く一般読者にとっては、分かり易い内容の記事になったと(期待を込めてそう)思っています。しかし「シミュレーション仮説のことは何となく知っているが、よく知らない(よく知りいたい)」そんな層には消化不良な内容だったに違いありません。

一般読者向けの記事と設定しているものの、この分野の専門家が読まないとは限りません。偶然専門家に読まれても「何だ、このスカスカな記事」と呆れられては、プロの書き手として示しつきません。素人なりにも科学的な内容にも触れ、専門家にケチを付けられない程度に、同時に読者に小難しい印象を与えない書き方が求められます。

以前のブログで書いた記事の締め方を再考

そしてもう一つ、記事の締め方が飛躍し過ぎている感が否めません(※本文下の関連ブログをご参照ください)。ある意味、壮大過ぎて、または楽観的過ぎて、戸惑う読者もいるだろうと思いました。例えば、こんな締め方にしたらどうでしょうか?

この世が何者かによってシミュレートされた架空の世界だったとしたら、すべての現象にはアルゴリズム(=ある結果を得るためのやり方)が働いていると考えることができます。春夏秋冬と季節が巡るように、物体が地面に引き付けられるように、一定の法則になるようプログラミングされている。成果を得るためのやり方は必ず存在するといえます。言葉にするのは簡単ですが、検索エンジンのSEOを施すくらい難しいです。

逆に言うと、この世の(人生の)アルゴリズムはSEOくらいだとも言えます。キワードを盛り込み、サイト閲覧者にとって有益な情報を地道に発信続けていけば何らかの成果が得られます。正しい知識と考え方そして努力とが成果に結びつきます。まさに人生と同じではないでしょうか。

この世が何者かにシミュレートされた仮想世界であったとしても、それから逃れる術は今のところありません。たとえ仮想世界から脱出したとしても、果たしてそれが私たちにとって良いことなのか悪いことなのか想像すらできません。いずれにせよこの世界を生き続けるしかないのです。

「シミュレーション仮説」の研究や解明は、その道の科学者に任せておけばいいのです。私たち一般人が「シミュレーション仮説」から学べることがあるとしたら、現実世界であろうが仮想世界であろうが、私たちが認識できる世界にはアルゴリズが存在し働いているということ。正しく考えて地道に行動すれば何らかの成果は確実に得られる。決して、私たちは無力感や空虚感、絶望感にさいなまれることはない。と思わせてくれることではないでしょうか。

【関連ブログ】
「シミュレーション仮説」記事を一般ライターは書けるか?
https://www.writer.co.jp/simulation/

 

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